セアカゴケグモ

2012年のセアカゴケグモに関する主なニュース



<12月>
セアカゴケグモ関東上陸も厚労省の“後手”
1995年に大阪府で発見され、関西以西に生息していたセアカゴケグモ(アカゴケ)が、
いよいよ関東に広がる気配だ。
今年9月、神奈川県大和市で発見されたのに続き、11月には同じ神奈川県の川崎市でも発見された。

アカゴケの体長は約2センチ、全体に黒く、背に赤色の帯状の模様があるのが特徴。
毒はメスだけにあり、繁殖力も強いため、一度見つかると一気に広がる可能性も指摘されている。
ちなみに無毒なオスはメスより小さく約1センチだ。
「かまれると痛く、人によっては腫れたり、しびれたり、
発汗したりという全身症状が現れることもある。
個人的な免疫の程度によっては、重症化し死亡するケースもあるんです。
日本での死亡例は、まだありませんが、
今年の9月に福岡でかまれた83歳の女性は『呼吸障害』の重症と報告されています」(国立感染症研究所)

しかし、厄介な行政上の問題が、医療の現場に横たわっているという。
もし重症化した場合、「血清」による治療しかないが、
何とその「血清」は日本でまだ承認されていない状況なのだ。
「重症者を出した福岡の市長は11月、国の血清配備を厚労省に要望しました。
ところが厚労省は『日本での有効性・安全性・品質が確認されていない薬』として、
国が直接備蓄することは難しいと福岡市長に回答したのです。
いわゆるドラッグ・ラグ(世界的に標準使用されているにもかかわらず、
日本で承認を得られていない薬)問題ですね」(福岡市政担当記者)

もしかまれたら水で洗って冷やし、医療機関に行くことだが、
血清が病院に備蓄されていない場合は、
医師が個人的にゴケグモの生息地であるオーストラリアから輸入する以外にないわけだ。
とにかく、触らぬクモに“たたり”なしだ。



<11月>
全国23府県でセアカゴケグモの目撃情報
オーストラリア原産で毒性の強いセアカゴケグモが、日本全国で発見されている。
2012年11月12日には、神奈川県川崎市の住宅地で初めて見つかった。
2012年10月現在で、全国23府県でセアカゴケグモが確認されている。
毒を持つのはメスのみで、かまれると鋭い痛みを伴い、
ひどい場合は頭痛や吐き気といった症状が数週間続く場合がある。
重症化すると進行性の筋肉まひが生じるため、十分な注意が必要だ。



<9月>
毒グモ発見、注意を 目達原駐屯地にセアカゴケグモ
9月3日ごろから今日にかけ、福岡、香川、兵庫など西日本を中心に
佐賀県は12日、かまれると腫れと痛みを生じ、不眠になることもある
特定外来種の毒グモ「セアカゴケグモ」11匹と卵塊が
神埼郡吉野ケ里町の陸上自衛隊目達原駐屯地で見つかったと発表した。
県内での発見は2010年2月以来2例目。
素手で触らず、連絡するよう呼び掛けている。
県有明海・自然環境課によると、同日午前9時ごろ、駐屯地から県に連絡があった。
正門近くの側溝のふたの裏などから成虫11匹、約200個の卵が入った塊5個を確認、捕獲した。
セアカゴケグモは、オーストラリア原産。
体長1センチ前後で、手足を伸ばすと3・0〜3・5センチ程度。
背中の赤の縦すじが特徴で、かまれると腫れと痛みを生じ、
まれに頭痛や筋肉痛、不眠などの全身症状が数週間継続することがある。



西日本でセアカゴケグモ報告相次ぐ 尼崎では100匹以上も
9月3日ごろから今日にかけ、福岡、香川、兵庫など西日本を中心に
セアカゴケグモの目撃報告が相次いでいるようです。
兵庫県尼崎市では100匹以上の目撃例もあったと新聞、テレビなどで報じられました。
セアカゴケグモはオーストラリアを原産とする毒グモの一種。
体は真っ黒で背中に赤い模様があり、咬まれると痛みや発汗、発熱などの症状を引き起こします。
福岡市では86歳の女性が咬まれ、4日に緊急駆除が行われたとのこと。

福岡市以外にも、3日には香川県坂出市、6日には兵庫県尼崎市と、
セアカゴケグモの目撃が相次ぎました。
尼崎市はすぐに駆除を行いましたが、しばらくの間は注意が必要になりそうです。



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